好きな歌手やタレントがラジオ番組をやるからメールを送りたい!
そんなラジオ投稿初心者の方に「ラジオへのメールが採用されるためにすること」を紹介していきたいと思います。
ラジオでメールが読まれるための採用基準は?
ラジオ番組へメールを送って実際に番組内で読まれたい!
好きな歌手のラジオ番組にメールを送って自分の思いを伝えたい!
いろいろな理由でラジオ番組へメールを送ることでしょう。
さて、あなたが今書こうと思っているメールは「ラジオで読まれるメールになっていますか?」。
私の経験上、ラジオ投稿初心者の方は普通に思いを伝えるだけのメールを書いていて、ラジオっぽいメールにはなっていないことが多いです。
ただ思いを伝えただけ、言い換えれば自己満足なメールを書いてしまっている可能性が高いです!
それではラジオ番組ではメールは読まれません!
ではどういうメールを書けば良いのか?採用されるのか?
それは「番組が盛り上がる」ように書くことです!
ラジオ番組というのは人気がないと番組が続きません。
テレビで言うところの視聴率、ラジオは聴取率と言いますが、その数字が悪いとスポンサーがつかず番組は終了してしまいます。
番組スタッフさんは、番組が面白くなるように、リスナーが楽しんでもらえるように番組を作り上げています。
ですので、番組内で読まれるメールは「番組が盛り上がって面白くなるようなもの」が選ばれるのです!
採用されやすい、番組が盛り上がるメールの書き方
では、「番組が盛り上がるメールとはなんぞや?」ということです。
ひとえに「盛り上がる」と言われても難しいと思いますので、簡単に言い換えると「トークが広がる」です!
そのメールからトークが広がっていくと番組は盛り上がります!
例えば
「久しぶりにカキ氷を食べたら頭がキーンと痛くなっちゃいました。ハチミツをかけたら美味しかったです」
というメールを送るとしましょう。
はい、このメールを読んで、あなたがパーソナリティだったらどうトークを広げていきますか?
実際のパーソナリティさんはメールを読んでから数秒でトークを展開しなければいけませんよ?
たぶん、このメールからトークを広げていくのはかなり難しいです。
では、先程のメールをラジオで採用されやすい形式に変えてみましょう!
今日は今年初の真夏日ということでカキ氷を食べました!カキ氷で頭がキーンと痛くなると夏を感じますね。今回はハチミツをかけて食べたのですが、〇〇〇〇(パーソナリティの名前)さんはカキ氷に何をかけて食べますか?オススメの味を教えて下さい」
これがラジオっぽいメールです!
まず全体的に「パーソナリティさんに話しかけているイメージ」をしながら書いています。
ラジオ番組は話すメディアですから、文章も話し言葉を意識して書いています。
一度メールを書いた後に自分で音読して、読んだ場合におかしいところがないか、違和感がないかを確認すると話し言葉形式のメールが作りやすいです。
あとはパーソナリティさんがトークを展開しやすい「ポイント」を入れ込んでいくようにしています。
「今年初の真夏日」とか「夏を感じる」、最後にトドメの質問で「カキ氷でオススメの味」を聞いています。
質問を最後につけておくと、パーソナリティさんはその質問に答える形で必ずトークが展開していきます。
まぁ、質問ワザはちょっとした裏ワザみたいなものですけど・・・。
自分で書いたメールを音読する、そのメールからどうトークが展開するのか?
この2つを意識して書くとラジオっぽいメールが作りやすく、結果的にラジオ番組で採用されやすいメールが出来ます!
ラジオへのメール投稿において年間400採用を達成した、ただのラジオ好き(現・放送作家)がラジオ投稿のノウハウやコツなどを書いた記事をまとめたページです。ラジオへのメール投稿が初心者の人はもちろん、常連リスナーを目指す中級者の人にも役立つ情報が掲載されています。