今回はラジオ投稿に関する基本的な部分である「メールの書き方(テンプレート)」を紹介していきたいと思います。
この基本さえわかれば、ラジオ番組で自分の送ったメールが読まれる確率が上がるはずです!
ラジオへ送るメールのテンプレート
ラジオへ送るメールはこのように書くのが一般的です。
多くのラジオリスナーがこのようなメールの書き方で送っていると思います。
しかし、ラジオへ送るメールには明確に「この方法で送りなさい」というルールは存在しないので、自分で順番などをアレンジしても良いとは思います。
とはいえ、私は上記のメールの書き方で今までに何千通ものメールが採用されているので、書き方としては合っている自信があります!
では、書き方について詳しく説明していきます。
「宛先」の記入
「宛先」には番組のメールアドレスを記入します。
ここを間違えてしまっては番組にメールが届きませんので、打ち間違いのないように記入しましょう。
番組の公式ページからメールアドレスをコピペすると打ち間違いは防げると思います。
「件名」の書き方
「件名」には送りたいコーナーのタイトルを記入します。
「〇〇〇〇のお悩み相談」というコーナーにメールを送りたいのであれば、件名には「〇〇〇〇のお悩み相談」と記入するということです。
件名は絶対に書きましょう!
そうしないとメールを仕分けるスタッフさんが「このメールは何に送ったメールなの?」と困惑してしまいます。
たまにコーナータイトルを件名ではなく、本文に書くという方がいらっしゃるようです。
しかしそれだと各コーナーへのメールを仕分けるのが面倒になってしまいます!
スタッフさんが大変です。
何度も言います、件名は絶対に書きましょう!
「ラジオネーム」の書き方
本文の最初に「ラジオネーム」を記入します。
番組によっては「〇〇ネーム」という番組独自の言い方をする場合がありますので、その場合はその番組のルールに合わせましょう。
基本的には「ラジオネーム」で大丈夫だと思います。
また、番組によって、パーソナリティさんによっては「〇〇県〇〇市にお住まいの、ラジオネーム〇〇〇〇さんから・・・」とメールを読む場合があります。
そういうときのために、県と市までをラジオネームの前に書いておきます。
メールの一番最後に詳しい住所は書きますが、わざわざメールの一番下を見て「〇〇県〇〇市」まで読んで、それから一番最初に戻って「ラジオネーム 〇〇〇〇さん」と読むのはパーソナリティさんに優しくないです。
読む人のことを考えて、ラジオネームの前に県と市までは書いておきましょう。
たまに難しい漢字をラジオネームに使いたい場合があると思います。
そういうときは(ふりがな)をラジオネームの横に書いておきましょう。
「ラジオネーム → ガッテン喜連瓜破」と送って、一発でラジオネームを読めるパーソナリティさんは少ないでしょう。
「ラジオネーム → ガッテン喜連瓜破(がってん きれうりわり)」と書くと良いですね。
送りたい「文章」の書き方
ラジオネームの後、数行開けてから「本文(文章・ネタ)」を書いていきます。
メールを書くときは”改行”を適度にしましょう!
でないと変なところで行変えが起こってしまい、パーソナリティさんがメールを読みずらくなってしまいます。
番組に送られたメールというのはA4サイズの用紙に印刷されます。
スマホでは改行をしなくても読みやすく見えますが、それをA4サイズの用紙で印刷すると横長に文章が伸びてしまい、目線の横移動が多くなって読みにくくなります。
文章の切れ目もわかりにくく、音読しづらいです。
上記の画像例でいうと「感じます」と「ね」で行が変わってしまっていて、「ね」があることに気づきにくいですね。
改行をすると、A4サイズの用紙に印刷した時にこんなに読みやすくなります!
わかりますか?この読みやすさを!
というわけで、改行はしっかり行いましょう!
読みやすさが格段にアップすることで、面白いメールをしっかり面白く読んでもらえます。
また、本文を書いた後、自分で音読をしてみて読みづらいところがないかを確認しましょう!
「住所・氏名・電話番号」の書き方
メールの最後には「住所・氏名・電話番号」を記入します。
これは番組でメールが読まれたとき、オリジナルグッズやプレゼントがもらえるときに宅配便が届くようにするためです。
せっかくメールが読まれたのに住所が書いてなかったら、番組スタッフさんは宅配便をどこに送ればいいのでしょうか?
というわけで、メールの最後には宅配便(番組グッズ)が届くように住所や氏名、電話番号をしっかり記入しておきましょう!
ちなみに、プレゼントがいらない!という場合は無理して個人情報は書かなくて良いです。
個人情報の有無でメール採用の可否が変わることはないです。
「読みやすくて」「わかりやすい」メールがラジオで読まれやすい
というわけで、ラジオに送るメールのテンプレートみたいなものを紹介してきました。
私はこの書き方でいろいろな番組で採用されていますので、どんな番組でも対応できるテンプレートになっていると思います!
今回はラジオへ送るメールの基本、本当に初級編を書いてきましたが、別記事ではさらにメールが読まれやすくなる方法なども書いています。
そちらもよかったら見てみてください!
ラジオでメールが読まれるというのはめちゃくちゃ嬉しいです!
それをみなさんで味わいましょう!
ラジオへのメール投稿において年間400採用を達成した、ただのラジオ好き(現・放送作家)がラジオ投稿のノウハウやコツなどを書いた記事をまとめたページです。ラジオへのメール投稿が初心者の人はもちろん、常連リスナーを目指す中級者の人にも役立つ情報が掲載されています。