何回か連続で自分の送ったメールがラジオ番組で読まれる!
とても嬉しいことですね!
ですが、それから急に読まれなくなり、数カ月ずっと読まれない・・・なんてことがよくあります。
「これは私のメールがブラックリストに入ったからだ!」
「常連の人がヒイキされて、私のメールが読まれないんだ!」
いろいろと理由をつけたくなるものです。
今日はそんな「自分のメールがなぜか採用されない」ときに確認するべきことについて紹介していきます。
自分のメールが読まれなくなることはよくあること
ラジオへメール投稿をしていると、あるとき急に自分のメールがまったく読まれなくなる状況になってしまうことがあります。
というか、まず最初の1通が読まれない、そんなラジオ投稿初心者の方もいるでしょう。
そんなとき、人間というのは「もしかしてメールがちゃんと送信できていないのでは!?」「番組側でブラックリストに入れて見ないようにしているのでは!?」と思っちゃうものです。
これは誰でも通る道でしょう。
もちろん、私も通った道です!
メールがブラックリストに入っているのが原因?
「メールがブラックリストに入ってしまい、そもそもメールが一切読まれていない」という可能性です。
それは、可能性としてはあるでしょう。
明らかな迷惑メールを送りつけたり、ウィルスが入ったメールを送ったことがある場合です。
このような場合、ブラックリストになってしまうのはしょうがないことでしょう。
ですが、普通の人はそんなことはしていないと思います!
今の時代、メールソフトの方で変なメールは送信できなかったり、フィルターをかけてくれますから。
では、それ以外でブラックリスト入りしてしまう可能性とはなんでしょうか?
それは「同じメールを何通も送ってしまうこと」です。
スタッフさんはどんなメールにも全て目を通して、採用の可否を決めています。
それなのに何通も同じメールが送られてきたらどうでしょうか?
メールを選ぶスタッフさんもイライラするでしょう、舌打ちするでしょう。
実生活に置き換えて考えてみましょう、友達から同じ内容のLINEが何通も何十通も連続で届いたらウザイでしょう?
保険の勧誘の電話が何回もかかってきたらキレちゃうでしょう?
それと同じで、同じメールを何回も繰り返して送るということは採用率を上げることには一切ならず、むしろ逆効果なのです!
ブラックリストに入るとしたらこの理由しかないです。
番組のホームページなどを見ていると「同じメールを何通も送るのは辞めてください!!」と注意書きされているのをよく見かけます。
最近はそのようなことをする人が増えてきたのでしょう。
ラジオ番組にメールを送るときは「機械相手にメールを送っている」のではなく「人(スタッフ・パーソナリティ)に送っている」ということを忘れてはいけません。
常連の人がヒイキされているから自分のメールが読まれない!
これも投稿初心者あるあるですね!
って思っちゃうんです。
まぁ、それぐらいの負けず嫌いの精神がポジティブな方向へ向かえば、いずれはバカスカ採用されるようになってくるのですが、なかなかそういう気持ちにはなりません。
では、なぜ常連の人ばかりが採用されるのか?を考えてみましょう。
それは単純に「メールを選ぶ人のツボを知っている」からです。
Twitterやインタビューで番組スタッフさんに対して番組のリスナーが「常連びいきとかありますか?」という質問を投げかけていて、それに対して・・・
と答えているのを過去に見たことがあります。
そうなんです、「常連びいき」というのは「常連の名前で選ぶ」ではなく「常連のメールの内容で選ぶ」ことなんです。
常連の人はスタッフさんがどんなメールを選ぶのかを知っていて、それに合致したメールを書けるんです。
人には好みというのが絶対に存在します。
激辛料理が好きな人もいれば苦手な人もいる、漫才が好きだけどコントは好きじゃないという人もいます。
それと同じです。
メールを選ぶスタッフさんの好みに合ったメールを送らないと、それはその番組内では「あんまりおもしろくないメール」として不採用になります。
こればっかりは番組を何度も聞いて、実際に番組で読まれているメールを研究する努力が必要になります。
好きな人に気に入られるためにはその人の好きな食べ物や趣味などを調べていく、そんなことをラジオでもしていけばいいんです。
そうすればいつかは気に入られる(番組でメールが採用される)ことに繋がるんです!
自分のメールが方向性を見失っていないか?
メールを送るリスナーは文章のプロではありません。
書いている内容に波というものが出てきてしまいます。
番組で読まれている時に「もっと笑ってほしい!」なんて欲張ってしまうと、どんどんメールの方向性がズレていって採用されないメールになっている、なんてこともよくあります。
調子に乗っちゃってる状況ですね!
そういうときはじっくりと自分の書いたメールを読み直してみましょう。
すると、自分だけが面白がっている文章を書いていることに気づくはずです。
しかし、いくら自分を見つめ直しても「採用されるメールの正解」が見つからないときがあります。
そんなときは3パターンくらいのメールを送ってみるというのも手です。
1つ目はボケが多めのメール、2つ目はマジメよりのメール、3つ目は思いっきり採用を狙った基本通りのメール。
このようにいくつものパターンのメールを送ってみて、どれが実際に採用されるのか?
自分の中で調整してみるというのも一つの作戦です。
ラジオ投稿にもスランプというのはあると思います。
そりゃ、自分以外の人も一生懸命に読まれたいがためにメールを送ってくる、ある意味で戦いの舞台ですから「勝ち負け」は存在します。
そんな中でも諦めずメールを送り続けていると、いつの間にか常連リスナー(ハガキ職人)になれているものです!